じぶんを葬る(孤独死/孤立死予備軍の覚え書)

人生の最後、せめて人と社会にあまり迷惑をかけずに逝きたいものです。

伏流水

この国はいったいどうなってしまうのか未婚率と離婚率が急上昇 2030年みーんな一人暮らし日本から家族が消えてなくなる

まさに、これから孤独死/孤立死が激増する予兆を紹介している良記事。
血縁・地縁という網の目は、もう期待できない。

ぼくの脳内には、平安末期~鎌倉初期の辻や河原に死体が打ち捨ててられている光景が浮かぶ。
しかし、これからの時代、捨てられて死んだ魂をすくい取る宗教家は現れるのだろうか。

じぶんの死体の搬送費

こりゃー、わからない。

業者によってもまちまちだし、距離によっても違う。

ざっくりと、以下の記述(葬儀情報局)を信用して、

病院からの遺体の搬送費 例えば全国霊柩自動車協会では、遺体搬送料は基本料金9500円に10キロ単位で加算され、 普通車(パン型)が 10キロまで2730円、 20キロまで4860円、 30キロまでが7890円です。

うちから最寄の火葬場まで、片道3.3キロ。
とはいえ、自宅で死ぬとは限らない。
とりあえず、30キロくらいは余裕を見ておこう。
というわけで、
17,390円で見積もっておくとする。 

 

このブログの目的は、

現在・過去の孤独死/孤立死のニュースを参照しつつ、団塊ジュニアであるじぶんの世代が、これからどんどん孤独死/孤立死およびそれに近い状況で死ななくちゃいけないということを考えてみようというものです。

ぼくのスペックは以下の通り、
性別:男
年齢:1971年生まれの現在41歳
最終学歴:大学除籍
職業:求職中
職歴:肉体労働および編集者など
配偶者:あり
子供:なし

このブログを書くことで、じぶんがこれからどう生き、逝くべきか考えるたいと思ってます。
そして、「調子のいい考え」として、同じように孤独死/孤立死を考える人たちとつながり、NPOを作り、福祉の網がほぼない時代で死ななくてはいけない層を相手として、
「多少はおぜぜ(金)も稼ぎたい」
と考えています。はい、生臭いですねw。


さて、本日気になった記事


『ずっと独身でいるつもり?』「14 「孤独死」なんかこわくない」(マイナビ) 著者:雨宮まみ

「あと、ほんの少しですが、怖いと思うのは「好き勝手に独身を貫いて、気ままな暮らしをしておいて、困ったときだけ他人を頼るなよ」という、世間の視線です。」

孤独死は怖くない(と書いてらっしゃいます)が、世間のなかのじぶんが、本当に進退きわまったときにどう思われるか心配である、という気分。
これはとっても共感できます。
こういう不安を、数多くに人たちが心の奥にじわじわと感じている時代が始まったのです。

 

物質としてのじぶんを葬る方法(火葬)

まずは、たんじゅんに、物としてのじぶんを消滅させる手段、「火葬」の料金。

僕の住む、愛知県名古屋市では、

  • 名古屋市市民なら5,000円
  • 市民以外は70,000円

とのこと。

つぎは、棺桶と運搬料ですね。